生活習慣病に予防 !体と心の健康を維持するための7つの要素

毎日の健康を保つには、なにが必要でしょうか?
定期的な運動はもちろん、その運動を続け、より良い結果を出すのに必要なのが、睡眠と食事です。よく運動し、よく食べ、よく眠る。
この3つ習慣は、あなたの健康を維持し、パフォーマンスを高める上で欠かせない要素と言えます。

何かとストレスの多い毎日、体が病気になるように、こころも病気になることがあります。
また、こころの不調が原因で体の不調を感じることもあります。
こころと体、どちらもバランスよく健康でいることで、初めて「自分は健康だ!」と自信が持てるものです。
自分のこころと向き合ってみませんか。

体と心の健康を維持するための7つの要素

私たちがまず取り入れていただきたい良い習慣は、健康になるための習慣です。
なぜなら、健康は幸せの必要条件で、一番最初に身につけるべきと考えているからです。
健康だけあっても幸せになることはできませんが、どんなにお金や地位や名誉があっても、心身が健康でなければ人は幸福を感じることができません。
これから紹介する7つの要素から身につけるようにしてください。

・規則正しい生活を心がけましょう。

「早寝 早起き 朝ごはん」と言われるように、規則正しい生活リズムとバランスの良い食事はこころも体も健康にしてくれます。朝食をしっかり取れば朝から頭もさえ、活動的に行動できます。

・適当な運動しましょう。

「適度な運動」とは言え、身体に少しは負荷がかからないとトレーニングになりません。
いつも無理のないよう自分の体力に応じて、疲労や痛みが出ない範囲で運動を継続しましょう。
無理のない運動を繰り返すことで、少しずつ体力がついてきます。
基礎体力がなくても散歩時間を増やしたり、早歩きにしたりと少しずつできることを伸ばしていきましょう。

・バランスの良い食生活。


ジャンクフードや添加物いっぱいの食事を摂っていると、身体の健康以外に心理面や思考面まで影響を及ぼします。

食品の体内での主な働きによる3つのグループ(①主にエネルギーのもとになるもの,②主に体をつく
るもとになるもの,③主に体の調子を整えるもとになるもの)を組み合わせることで,栄養のバランスの
よい食事になります。「主食,主菜,副菜(汁物を含む)」の3つがそろうことで,①,②,③がそろい,
栄養のバランスがとりやすくなります。

・ネガティブ思考からポジティブ変換しよう。

誰かに腹を立てたり、恨んだり、失敗を切り替えられなかったり。ネガティブな感情が頭をぐるぐる回ってしまうことって、ありますよね。こんな時、多くの人はそのネガティブな感情をどうにかポジティブな方向に変換しようとします。「感情を自分でコントロールする」というやり方です。確かにそれは可能かもしれません。でも、その効果は一時的なもの。その場ではポジティブな気持ちになれたとしても何日かしたらまた元通り、ネガティブな感情につきまとわれることに。

・リラックス。

緊張すると、ドキドキしたり、焦ったりしますね。疲れているときはイライラしたり、元気が出なかったりもします。こんな時は深呼吸をして気持ちを落ち着かせてみましょう。腹式呼吸もリラックス効果があります。

腹式呼吸の仕方

1.椅子に座る。

2.背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込む、おへその下に空気をためていく。

3.口からゆっくり空気を吐き出す。息を吸い込む時の倍の時間をかけてゆっくりと!

4.5回くらい行う。

・好きなもの、嫌いなものをはっきりさせよう。

ストレスを積み重ねると心の健康に支障をきたします。ストレスは様々なところからきていますが、
嫌なことを嫌といえない我慢をしてしまうことも一つの原因のはずです。好きなもの、嫌いなものをはっきりとさせて、なぜそうなのかを分析しましょう。そうすれば嫌いなものを避けて、受けるストレスを回避できるようになります。好きなこと、嫌いなことを日頃から把握する訓練をしていきましょう。

・きちんと睡眠をとり、しっかり休養しましょう。

身体と心の健康を維持するためには、しっかり睡眠をとって疲労回復を図り、明日への鋭気を養うことが大切です。また、休養と言っても単にゴロゴロして過ごすのではなく、リラックスして自分を見つめたり、趣味やスポーツなど夢中になれることをやって時間を過ごしたりすることで、心身を整えることができます。身体と心の健康を維持するためには、目的を捉えて効果のあるアプローチをすることが大切です。

まとめ

体を動かすことで脳内には気分が高まるホルモンであるエンドルフィンとノルアドレナリンが分泌されます。また感情のホルモンであるドーパミンとセロトニンも分泌される為、不安とうつ病を軽減できる効果があると言われています。体を動かすことは心をリラックスさせ、良い睡眠も促し、身体的な健康を保つだけではなく、心の健康維に役立ちます。